気付けば2019年になっていて、それももう半分過ぎようとしていることに驚きです。
ぜんぜんお話を書いていないのですが(汗)
ここ最近何をしていたかというと、3月に引越しをした後、しばらく海外をフラフラしていました。いろんなカルチャーに触れ、すてきな出会いもあって、旅って最高だなとしみじみ。
ボロボロの英語も旅行中にだいぶ鍛えられました。やっぱり毎日これでもかと使わないとダメですね。
さて、旅行していたということで飛行機や高速バスで移動することも多かったのですが、移動中はだいたいキンドルで商業BLを読んでいまます。で、最近はまったのが月村奎さん。
「眠り王子にキスを」をボイスドラマ(BLCD)で聞いていて「いいお話しだなあ」と思っていたのですが、作者様のお名前はすっかり忘れていました。
その後、Amazonで評価が高かった「甘くて切ない」を読んで「うおおおおーーー! 切ない! でもイイ!!!! あ、この方、『眠り王子にキスを』の作者さんだったの!?」と大感激し、その後は月村作品をむさぼるように読んでいます。
「もうひとつのドア」や「甘くて切ない」系の切ないストーリーが月村さんの真骨頂だと思うのですが、「CHERRY」「それは運命の恋だから」のコメディもかなり面白くて、本当に魅力的な作家さんだなと!
切ない系は主人公がだいたい不幸な境遇の儚い系受け。切ないのに月村作品独特の温かさが満ちていて、読後も優しい気持ちになれます。
コメディ系は美形なんだけど性格に問題アリな受けが不器用にすったもんだしながら攻めにアプローチしていく展開の物語が中心です。こんなに素直に無理なく笑えるコメディは久しぶりでした。
特に「CHERRY」は飛行機の中で思わず「フフフッ」と声に出して笑ってしまったくらい楽しくて、素敵な移動時間になりました。
商業BLって、もちろん好みもあって当たりはずれもあるのですが、月村作品は私の好みにドンピシャだったので、どのお話も安心して買えるのが嬉しいです。
読み応えのある商業BLをお探しの方、いらっしゃいましたら、月村作品おすすめです♪